2013年7月22日月曜日

7月21日 ジャガイモ大収穫&七夕&ポスト完成!

まだ梅雨が明けていなくて雨続きだったくりの木ひろばですが、4月に植えてすくすく育ってくれたジャガイモを収穫するこの日は奇跡のように晴れた一日でした。


はるばる山形から駆けつけてくれた「はなちゃん」やきよくんと一緒に、手で土から掘り出しました。


まずはジャガイモの王様「だんしゃく」。ごろごろ大きい芋がたくさん出てきました!
他にも、細長い「メークイン」や黄色くてほくほくした「きたあかり」もいっぱいとれましたよ♪


11時を過ぎて、仙台から日本冒険遊び場づくり協会のプレーカー「あそぼっカー」と「ぶんちゃ」が到着。
ぶんちゃは前回途中だった「くりの木ポスト」の仕上げに取り掛かります。


最近ちびっこたちの流行りはあそぼっカーの中で遊ぶこと。
入ろうとすると「パスワードは?」と聞かれます。
セキュリティの厳しい世の中になったものです。。。


とれたおイモはお母さんの手でさっそくおいしいフライドポテトに!
低温からゆっくり揚げたので、カリカリほくほくして大人気でした☆


こちらは焚き火で焼いた焼きジャガイモ。
バターで食べると超おいしいジャガバタに(^^)


通りがかったおばあちゃん・おじいちゃんたちも、とれたて・できたてのジャガイモたちでお茶っこ。
おばあちゃん達、ジャガイモの選別や保存のアドバイスありがとうございました!


イモ掘りに飽きるといつものように遊び出す子どもたち。
この間からロープをねじってぐるぐる回るのがお気に入りです。

右下にちらっと見えるのは、先週からきよくんが一生懸命作っていた「スラックライン(綱渡りロープ)」です。
ロープを渡すために2本の木がいるため、前はすり鉢広場の坂の上にしか張れなくて危なかったけど、あの場所ならいつでも安全に遊べるね。


たくさんとれたなあ!
並べて乾かしたら余分な土をはらってきれいにして保存用の紙袋や段ボールに入れます。


おっと、七夕飾りを忘れてました。
短冊に願い事を書いて、近くのおじいちゃんが切ってくれた笹に吊るしていきます。


「そろそろ帰るよー」とお母さんが言っても、美容師さんはまだまだやり足りないご様子。


いつの間にか完成していた「くりの木ポスト」。
この世に一つしかないユニークな形です。ぶんちゃ、ありがとう!

期間限定で、「短冊に願い事を書いて笹にかざってください」という張り紙と、短冊入りのケースがついています。
通りがかったら、ぜひどうぞ。



2013年7月15日月曜日

7月12日 中学校におじゃましました

ある日、くりの木ひろばのメールに中学校から一通のメールが。
そこには、中学校に来てボランティア活動のことを話してほしいということが書かれていました。

ちょうどサポーターのゆっこが久しぶりにこちらに来ることになっていたので、新サポーターのきよくんと一緒に中学校におじゃますることにしました♪

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小泉中学校1年生は地域で自分たちができるボランティア活動とは?というテーマでボランティアのことを勉強していました。
そして、小泉で活動をするボランティア団体のこと、ボランティアについての講話ということで、ゆっこときよくんで中学校へ行ってきました。
1年生13人が一人1役ということで、事前の連絡や当日の職員室から教室までの案内、司会、感想など分担し、講話に向けて教室の配置、扇風機の位置まで細かく準備をして待っていてくれました。
ほとんど?全員?が広場に来たことのある子どもたち。(←表現的には生徒かな?)
そんな子どもたちが礼儀正しく、ちょっぴりよそよそしく、淋しいような嬉しいような、慣れない言葉に笑ってしまったりでした。
ゆっこはくりの木ひろばを作った想いを話しました。
そして、みんなの元気が大人たち、地域を元気にしていることなどを話しましたが、くりの木のボランティア活動は子どもたちには説明が難しく、上手く伝わったかどうか・・・です。
きよくんはくりの木に来る前のボランティアについてを話してくれました。

質疑の時間には活動をしていて大変なこと、大事にしていること、今度小学校と交流会をするにあたってのアドバイスをなどなどあったのですが、印象的だったのがくりの木まつりを今年もやりますか?という質問。
”くりの木ひろば”はやってあげる場所ではなくて、”みんなのやりたいことを一緒にやれるところ”だから、またみんながやりたい!って思ったら、実現の為に一緒に考えたいよ、と話しました。
そして、「お祭りやりたい人?」と聞いてみると、全員が手を上げていました。
中学生になって、部活や勉強が忙しくてなかなか広場へ来れなくなってしまった子どもたち。
でも、去年のくりの木まつりはとても印象的だったんだなぁってこと、広場のことは気になっていることが分かって嬉しかったです。
 
きよくんも「とにかく遊びにおいで!」と、ジャグリングを披露して広場へのお誘い♪
中学生は興味津々で一人だけ体験をして、この続きはひろばで・・・。

講話はちょっぴり脱線して方言についてで盛り上がったり、いい雰囲気でした。
 
帰る時には、なんと二人組のアーチを作ってくれて、アーチをくぐって教室を出ました。

職員室まで案内をしてくれた女の子が今度、遊びに行こうと思うと言ってくれました。
忙しいと思うけれど、ちょっとした時間におしゃべりや遊びに来てくれたらいいな。
そんなホッとできる広場でありたいな。

(by ゆっこ)

2013年7月1日月曜日

6月30日 プレーカーと工作&やみカレー

くりの木の月1イベント、今月は日本冒険遊び場づくり協会のプレーカー「あそぼっカー」とぶんちゃが来てくれる日に合わせて、「工作&やみカレーの会」を開催♪
久しぶりに小泉を訪れた山ガールサポーター・あやちゃんがブログを書いてくれました!

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私がここに来るのは4ヶ月ぶり。いや、もっとかも?
付近には家が建ち始め、広場の畑はじゃがいもの葉がわさわさ、奥の駐車スペースは整備され、ちょっと前の景色とは違う感じでした。

朝から曇り、到着する前は霧雨も。
薪がしめっていたらカレー作れないじゃん、その前に、雨じゃ人来ないかも、と少し不安を抱えていたけれど、空はなんとか機嫌を直し、近所からカレーの材料を手にしたファミリーが次々と。
みんな、作る気満々。



誰もこなかったらカセットコンロで焼肉しよー、なんて企みはボツ。
元イタリアンコックのサポーター・おーたさん(子ども達からは「おばちゃん」と呼ばれてたけど、20代男)をリーダーに、ママとちびっ子達とカレー作りが始まりました。


少年は飯炊き竈の番人となり、少女はコックのアシスタントに。
番人は大人の言うとおり、火にかけた釜に手をかけることなく見つめ続け、少女は恐る恐る、でも大胆に包丁を振り下ろす。
かわいい笑顔でコックに悪態をつきながら、とっても楽しそうに。


けれども子どもたちの集中力は続かない。
だって大きなおもちゃ箱のプレーカーがきているし、広場にはターザンやピーターパンなれる遊具がいっぱいだから。



黒板に自由に絵を書く子、好き放題切り株に釘を打つ子、ブランコですっとんでしまいそうな子、ターザンロープに無理やり3人乗りする子、、、気がつけばカレーを作っているのは大人達だけ・・・。

闇カレーと題して好きな具材の持ち寄りだけど、結局うまいが一番。
豆腐は美しいハンバーグに変身し、筍や笹かまぼこ、入りきらない玉ねぎ、じゃがいもは網で焼いて、美味しい煮物はそのままいただくことに。



闇カレーイベントは想像以上にレベルの高い仕上がりになり、豪華なランチパーティとなったのでした。



そしてお腹がいっぱいになっても子どもたちは遊び続ける。
風邪ひくよってくらい汗びっしょりになるまで。


お母さん達は何してるのかなって思ったら、工具を使って好き放題。
ノコギリで切ったり、ドリルで穴あけたり。
きいたら、別に何も作ってない、ただ使ってみたかったらしい(笑)
大人だって遊びたいよね。

プレーカーのぶんちゃさん、今度は郵便ポストを作り始めました。
宛先は「気仙沼市 小泉 くりの木ひろば」で届くのかな?
郵便屋さん、よろしくね。



17時すぎ、もうおしまいの時間。
子どもたちはあれこれ工夫してプレーカーにおもちゃを積み込む。
大騒ぎしながら、入れたり出したり。
ただ遊んでいるみたいに見えたけど、結局ちゃんと全部片付いていてびっくり。

ぶんちゃさん曰く、子供ってね、ほっておくと最後はちゃんとやるんだよね。あれこれ言うとダメなんだけどねー。

んー、この日一番の学びでした。
ブレーキ踏んだとたん、荷物が全部くずれないといいけどね(笑)

今度来るときは、ポストができて、周りの風景もまた少し変わっているんだろうな。
でも子どもたちの笑顔はきっと同じ。
また、遊びに来るね!

(by deco-aya)